「赤玉」と呼ばれる鶏の種類について

たまごの栄養と雑学

【赤玉】と呼ばれる鶏の種類について

投稿日:2017年3月6日 更新日:

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よく、スーパーで赤玉を見かけますが、どんな鶏が産んでいるのか、気になることはありませんか?

わたしは、ついつい職業柄、考えてしまいます。

日本全国でどんな種類の鶏が「赤玉」のたまごを産んでいるのか、気になるところです。

なので、同じ「赤玉」と言うことで、わたしの働いている養鶏場で飼育していた、または、今も、飼育している「赤玉」を産む鶏を紹介しようと思います。

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自社の「赤玉」の鶏の移り変わり

チャボ

まず、最初は、チャボでした。小型鶏で、特に、オスは、観賞用になるぐらい立派な羽を持ち尾っぽの羽も上に伸びていて、画になるぐらいでした。たまごの大きさは、普通のたまごの2/3ぐらいです。産卵率は、数日に1個と言う感じでしたね。メスは母性本能が強く、烏骨鶏のメスと似ていて、もしかすると、他のたまごでも抱くんじゃーないのかと実験してみました。抱いてましたね~。その他、チャボに関することを調べてみました。赤笹鶏。

チャボの名前の由来.....ベトナムのチャンパ王国チャム族が飼育していたことから付けられたのではないか、と言われている。

漢字矮鶏矢に禾(のぎ)に女を組み合わせたものです。なんか難しい字ですねー><。ちなみに意味は背丈の低さだそうです。

日本に来たのは、中国経由で江戸時代の初期です。飼育によってはけっこう長生きする鶏です。

チャボは英語で「バンダム」。小柄な品種が多く格闘技の階級のバンダム級の由来はここからきてます。

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ロードアイランドレッド

2番目には会社で、本格的に養鶏場を作るにあたって、産卵率の高いロードアイランドレッドを買い始めました。すごく元気でエサを与えるときには、エサが入っているバケツめがけて走ってきます。食欲は旺盛でした。たまに、ボスのオスが背中を向けた瞬間、敵だと勘違いし、毛を逆立てて、こちらの方へ向かってきます。強いです。赤鳥。

原産地.....アメリカのロードアイランド州(またはマサチューセッツ州)で品質改良された鶏。卵肉兼用種。

 

ネラ

3番目はネラと言う鶏です。この鶏はカラスのように真っ黒です。性格は、おとなしいです。産卵率良くなく血判や肉片ちょこちょこありました。原因は生理現象、ネラ以外の地鶏もいえることなんですが、比較的目立っていました。飼育期間はよく覚えていませんが、短かったようにおもいます。

*原産地.....ヨーロッパのオランダから来ています。品質改良されていないので、野生鳥に近いとも言われているそうです。

イサブラウン

4番目はイサブラウンです。この鶏は人懐っこく、人が小屋に入った途端、寄ってきます。産卵率も、ロードアイランドレッドのように、高いです。赤鳥。

世界で最も年間の産卵量が多いそうです。

ボリスブラウン

5番目は、ボリスブラウンです。イサブラウンと容姿や産卵率などほとんど変わりませんし、性格穏やかです。赤鳥。

*産卵率を上げるため、品質改良を重ねた日本でも、イサブラウンと同じぐらい、ポピュラーな鶏です。

あずさ

6番目は、あずさです。あずさなんて女の子のなまえみたいですよね~。あずさ純国産赤鳥です。メスは、容姿とか性格イサブラウンやボリスブラウンと変わりないです。産卵率高いです。

以上今現在は、『あずさ』を飼育しています。人懐っこいところが、好きですね。^^

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