神秘の鶏、烏骨鶏。読み方は「うこっけい」です!鳥骨鶏(ちょうこつけい)ではないですし、最初の鳥の漢字がちがいますからね~^^;。ではどんな鶏なのか?
【烏骨鶏】は、どんな鶏?
中国の江西省泰和県武山地方が原産地と言われているそうです。中国では烏骨鶏の呼び名として原産地にちなんで、泰和鶏(たいわけい)とか、武山鶏(ぶざんけい)と言われています。
中国では今でも、「医食同源」を守り続けています(薬効のある食材を使った料理)。なかでも烏骨鶏の薬膳料理は滋養強壮、長生きの源、女性には美容と若返りの薬、として、宮廷のなかで、珍重されてきたそうです。烏骨鶏は、最高の食材だったわけですね~。
【烏骨鶏】の容姿は?
マルコポーロによる「東方見聞録」によると、
「猫のような柔らかな毛が生えていて、全身は黒い、名前は糸毛鶏」と書かれていたそうですが、たしかに、毛は普通の鶏のように硬くはなく、よく小学校で募金の時期に先生から配られる緑の羽根は見かけたことありますよね。そのぐらいの柔らかさですので、たとえが猫の毛とは、なるほどとおもっちゃいます!
ちなみに体は毛をすべて抜いてしまうと、顔からふくらはぎまで、真っ黒くろすけです!でも黒いだけではなく、どんな鶏?の中でも書かれているように、栄養たっぷりなんですって!私もサムゲタンという料理でいただきましたが、食べた後は、体がしばらくぽかぽかしていました。汗も出ました。またダシもとったことがあります。そのスープもとても体にいいそうです。
【烏骨鶏】の性格は?
オス鳥はおとなしいです。メス鳥は母性本能が強く、自分が産んでいないたまごでも抱くぐらいですから相当ですね!
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【烏骨鶏】のたまごは?すごい!!
【烏骨鶏】のたまごの色は?
色は淡いベージュです。
【烏骨鶏】のたまごの大きさは?
大きさは指の第二関節ぐらいです。ほんと小さいですね~。重量は38~42gくらいです。
【烏骨鶏】のたまごの産卵率は?
烏骨鶏のたまごは一年の内30~50個しか産みません。非常に貴重なたまごでございます。まして、極端に寒かったり、暑かったりすると、環境や気温に左右されやすい鶏ですので、なかなか産みません。
【烏骨鶏】のたまごの栄養価
烏骨鶏のたまご1個あたりの栄養価はおおよそですが、下記のとおりです。
上の栄養価の通り「烏骨鶏の卵」には生活習慣病の予防や改善にも役立つ各種栄養素が多く含まれています。
他の食品と比較すると…★ビタミンA ⇒ ウナギの約9倍
★ビタミンB ⇒ 牛のレバーの約2倍
★鉄分 ⇒ ほうれん草の約9倍
★亜鉛 ⇒ 大豆の約3倍
★ビタミンE・カルシウム・レシチン・EPA・DHAも豊富
このように「烏骨鶏の卵」は栄養素の宝庫と言えます。
【烏骨鶏】のたまごを割った状態
写真を見てお分かりのように、普通のたまごは、卵白が90%、卵黄が10%ぐらいですが、このたまごは逆で、卵白が10%、卵黄が90%です。
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【烏骨鶏】のたまごの購入方法
インターネットで
楽天やyahooショッピング、価格com.で「烏骨鶏卵」と検索して頂くといろんなお店から、選んで購入できます。
養鶏場に直接でんわ注文する!
①松本ファーム.......「新鮮で安全な烏骨鶏の卵、なるべく低価格で」がモットーです。TEL0879-42-5760
②烏鶏庵(うけいあん).......金沢郊外の農場で、大切に育てられた天来烏骨鶏のタマゴです。TEL0120-45-5405
③玉川ファーム.......烏骨鶏の純粋種にこだわり、風味豊かな有性卵。TEL0120-566-007(のま果樹園の方が受付)
その他全国の直売所や道の駅、デパートのたまご売り場にももしかすると置いてあるかも!よかったらちらっと覗いてみて下さい^^。
最後に
烏骨鶏は人見知りする傾向があるので、そーーと鶏舎の中にはいります。そして、小型鶏なので、かわいいです。ぜひ、機会があったら、全国の平飼いまたは放し飼いしているところを見学してみて下さい^^。
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